こんにちは!
四街道市の放課後等デイサービス、
ノビルキッズ四街道校の福岡です。
人は人との出会いで豊かになるものですね。
ノビルキッズでも多くの出会いがありましたが、
今回は、私を育ててくれた出会いの一つを紹介したいと思います。
*ご本人が啓発活動をされている事、
なによりもご本人の言葉を大切にという考えから
実名記載を致しました。
『主語は○○さん』
発達障がい当事者会イイトコサガシ代表の冠地先生が
自身の経験を通して感じた事を話してくれた内容を、
部分的にですが紹介致します。
「『発達障がいの冠地さん~』…
いろいろな場面で自分の話になると言われた言葉です。
でも『冠地さんの一つの特性として発達障がいがある』わけで、
いつでも『主語は発達障害ではなく冠地さん』なのです。
…自分の人生において発達障がいの生きづらさの中には、
なにも答えはありません。
答えは自分の内にあります。
『あなた(自分)の内にある魅力の中に、
あなた(自分)のなりたいもの(夢)がある』。
…少しずつ自分を好きになっていけたら、
自分の特性の一つである発達障がいとも向き合えます。
自分を好きになる為に、ゆっくりでも成長した自分を称えてください。
自分の成長を感じる事で夢に向かえます。
…『無理に頑張らなくてもいいんだよ。
でもね、今頑張っている自分は、きっと夢につながっています。』…。」
いつの間に障がい特性が主語になって考えていなかったでしょうか。「手が出る○○さん」「理解が難しい○○さん」…。
経験を積めば積むほど、理解したと自惚れていませんか、
と自分に問いかけました。
それなりの自分のプロ意識、自信も大切です。
しかし『主語は○○さん』という話が
私の中で大きく育っていくのを感じました。
今思えば冠地先生の言葉に感動し、
福祉従事者としての自分のあり方を求めたのかもしれません。
ノビルキッズの子ども達も
自分の人生の主役は自分であると感じてほしいと願います。
自分の人生の主役となる為に自分を好きになる…
四街道校の目標「自分を好きになる」は、
冠地先生と出会った事で生まれたのかも知れません。
子ども達が夢を持てる様に、
私たちは主役を輝かせる名脇役になる…
もちろん私自身の人生にとって私は主役ですが、
名脇役として輝く私の人生も素晴らしいものです。
私を私に育ててくれたのは、
私の父、母、そしてこれまでに出会う事の出来た人たちです。
福祉に関してだけでも多くの人と出会いました。
またの機会にお伝えできればと思います。
これまでに出会った方々、これから出会う人たちに感謝しつつ…